外付けHDDを整理してたら出て来たぞ。
ということで、貧乏性ぱーと2でございます。

ネットラジオのドラマ用に、ということで書いたシナリオでしたが
結局使われなかったようです

臨海合宿から帰宅した、その日の夜の1コマです
ネタバレ有りなのでご注意ください

霧原と真田のルートのみになります。

霧原役の声優さんがやってらっしゃるラジオなので〜ということで
このカップリングでした

でも他のキャラの様子もちょろっと出て来ますので、
よろしかったらどうぞ!




真田:うー…遅せぇ、何してんだよ……
真田:やべぇ…寝そ…う……(うとうと)
 (効果音)携帯電話呼出音
真田:うぉわっ!!(飛び起きる)
 (効果音)受話ボタン押したピッという音。呼び出し音切れる
真田:も、もしもし!?(少し狼狽気味)
霧原:もしもし(笑いながら)
霧原:そんなに慌てなくてもいいのに…もしかして寝てた?
霧原:今日合宿から帰ったばかりだもんね。寝てたところ起こしちゃったかな?
真田:い、いや、んなことねぇよ。起きてた(本当は少し寝そうだったのでどもる)
霧原:フフ…うん、本当はそうだと思った
霧原:ボクの電話、わざわざ起きて待っててくれたんだよね
真田:おまえはっ、またそういうふざけたこと言……
霧原:だって、真田君ワンコールで出たじゃない
真田:あ?
霧原:携帯持って待ち構えてないと、そうはいかないでしょ?
真田:!
霧原:違う?
真田:そ、それはだな…
霧原:うん
真田:それは、だから、なんか知らねぇうちに留守電入ってるし、しかもまた掛けるとかなってるし、何回も手間かけさせちゃ悪りぃと思って、それで…っ
霧原:つまり、待っててくれたんだよね?
真田:う…
霧原:電話、待っててくれたんでしょ?
真田:う、まぁ、その(必死で他の理由を考えるが)
真田:……うん…(言い訳思いつかない)
霧原:ごめんね待たせちゃって。疲れてるだろうなって、分かってはいたんだけど……
霧原:でも、声が聞きたくて(愛し気)
真田:……(ちょっと怯む+照れ)
真田:……謝る必要なんかねぇよ
真田:オレだって、その……聞きた、かったし…(大照れぶっきらぼー)
霧原:真田君……(嬉しい)
真田:……(照れて言葉が出てこない)
霧原:……(返事待ってる)
霧原:真田君?
真田:な、なんだよっ
霧原:何か喋って
真田:え
霧原:声が聞きたいな。何か喋って
真田:んな、急にナンか言えつわれたって…
霧原:何でも良いんだよ、こっちを出発した後のこととかでも
真田:そっち出た後のことって、えーと…
霧原:そうだね……例えばこっちは、真田君たちのバスを見送ったあと大学に戻って、報告会と反省会をしました
真田:反省会……?あ、指導員とかのか??
霧原:うん。それから、事務局でお金を受け取って
真田:え!うそマジ、金出んの!?
霧原:寸志としてね。多分真田君が思ってるほどたくさんじゃないけど
真田:そ、そっか。でも打ち上げとかくらい、出来んだろ?
霧原:うん。まさにね、じゃぁお疲れさま会でも〜なんて出て来たところで、武岡医師(せんせい)に遭遇して
真田:う
霧原:ボクだけ「ちょっと来い」と、引き摺って行かれて
真田:うぅ…
霧原:小一時間ほどお小言を頂きました
真田:……悪りぃ
霧原:ふふ?そう悪くも無かったよ。ボクもちょーっとだけ聞いて欲しい話しがあったしね
真田:武岡に…?…(ハッとして)ひょっとして、その、小言の内容について、相談…とか(自分との関係のことかなと不安)
霧原:ううん
霧原:の・ろ・け (ゆっくり甘めに)
真田:の、のろ…っ!?
霧原:だからね、有難ぁ〜いお小言のお礼も兼ねて、みっちり二時間、倍返しで幸せのお裾分けして差し上げました♪
真田:二時間!?
霧原:もー最後は嬉し涙に咽びながら、頼むから帰ってくれと送り出してくれたよ(笑)
真田:おまえ、いったい何喋っ…!
霧原:というわけで、ボクの方はそんな感じ
霧原:さ、次は真田君の番だよ。いっぱい…声を聞かせて(ちょっとムード出す)
真田:あ、え…っと(急に空気変わったので緊張)
霧原:帰りのバスは、賑やかだった?(ちょっと助け船)
真田:お、おう。あ、いや、最初は賑やかだったけど
真田:結構みんな疲れてたみてぇで、割とすぐ寝ちまったかな…
霧原:そう(優しく愛しそうに相槌をうつ。以下霧原の相槌同じ)
真田:んで、えっと…次起きたらもう、学校でさ
霧原:うん
真田:一回校庭で、学年主任の話しとか聞かされて、それから解散ってなって
霧原:うん
真田:適当にバラけて帰ろうとしたら、太田が「家に帰り着くまでが合宿だ!」って騒ぎ出して
霧原:太田君らしいね(少し笑う)
真田:だろ?んで、まぁ何となく方向同じヤツらで纏まって帰るってなったんだけど
霧原:うん
真田:真柴が途中からバスだって言うから、バス停まで送ったんだけどさ
霧原:それは…ひょっとして彼、いい顔しなかったんじゃないかな?
真田:よく分かったな。目立つとか、恥ずかしいとか、小学生じゃないんだからとか、そりゃもう大騒ぎでさ
霧原:やっぱり(笑)
真田:こっちもなんか意地んなって、バス来るまで待って、全員で万歳三唱で送り出してやった
霧原:ククッ………うん(笑いで相当引きつる)
真田:まぁその後は、信号ごとにバラける感じで
霧原:…うん(笑い落ち着いた)
真田:壱がうちから一番近所だから、最後は壱と二人んなったんだけど
霧原:うん
真田:最後の別れ道んとこで、うちまで送るって聞かなくって
霧原:おやおや(笑)
真田:もうしょうがねぇからウチまで一回来させて、そのあとチャリ出して、壱んちまで送り直した
霧原:ははははは
真田:えーと、そんで……(考える)
真田:そんくらい……かな
霧原:ご飯は?食べてないの
真田:いや、食ったけど
真田:別に、わざわざ言うほどの飯とかじゃねぇし…
霧原:そう(優しい、愛しい、相槌)
真田:えっと、だから後は…飯食って、風呂入って(霧原の相槌に篭る感情に気付いて、照れて尻の座り悪くなってくる)
霧原:うん
真田:留守電…聞いて
霧原:うん
真田:うとうとして……で、終わり
霧原:……他には?
真田:他って……もうねぇよ
霧原:そんなこと言わないで、もっと喋って
真田:んなこと言ったって…
真田:う〜〜〜ん……(考え込む真田。軽く息遣いとか、小さく唸るとかが続く)
霧原:何か言ってくれないと…
真田:んーーー
霧原:真田君の息遣いだけ聞こえて来るから、だんだん変な気になって来ちゃうんだよね……
真田:んんっ!?
真田:変な気って、何だよ!!
霧原:それとも……してみる?電話で(意味深)
真田:あ?何をだよ
霧原:エッチなこと…(囁き)
真田:エ……?
真田:(ハッと気付いて)っバッ、しねぇよ!!!!
霧原:そんなこと言わないで、ちょっと試してみない?
真田:バカ言ってんじゃねぇよ!おまっっ、変態じゃねぇのほんとに!!電話でとかって、有り得ねぇだろ!!
霧原:ひどいなぁ、そんなに変態ってほどのプレイじゃ…あ
霧原:ひょっとして、携帯自体出すとか入れるとか思ってる?大丈夫、そういうの無いから
真田:だ…っ(絶句)思ってねぇぇぇぇ!
霧原:ホントかなぁ(笑)
真田:思うか、んなもん!!
霧原:だって、変態だなんて言うからさ。よっぽど凄いこと想像したのかと思って
真田:だって、普通じゃねぇだろ!?
霧原:じゃ、本当に普通じゃないか、試してみようよ(囁き)
真田:バッ
霧原:だって、やってみもしないで、そういうこと言うのって失礼じゃない?
真田:そっ
霧原:いいから、言う通りにしてごらん?(囁き)
真田:まっ
霧原:ねぇ…今何着てるの(以下、耳元で囁く感じで)
真田:な、何って、何でも良いだろっっ
霧原:答えられない?…ってことは、ひょっとして、何にも着ないで、ボクの電話待っててくれたのかな
真田:ち、ちがっっ、制服、制服のままってだけだ!!
霧原:お風呂入ったのに…また制服着たの?
真田:うぁ、いや、そのっ
霧原:汗掻いたのに…いけない子だね、ちゃんと着替えないと
真田:余計な世話…っ
霧原:じゃぁ、脱いじゃおうか
真田:エッ
霧原:体に張り付いて気持ち悪いでしょ。脱いじゃいなさい
真田:いや、そっ…
霧原:シャツのボタン…上からゆっくり外してみようか
真田:な、何言っ……
霧原:ほらまず、一個め…
真田:き、きりっ(上擦る)
霧原:二個め……フフ、慌てないで…。その指、ボクの指だと思って…ゆっくり丁寧に、外してごらん…
真田:お、思えるかっっ!!
霧原:ああ…やっぱり最初に逢った日と比べると、随分と焼けたよね…肌
真田:み、見えてもねぇくせに、適当なこと言うな!
霧原:そうだねぇ、見えないねぇ……
真田:そうだろ…っ
霧原:じゃぁ、真田君の口から、説明して…?
真田:は!?
霧原:今真田君がどうなってるのか、真田君の口から説明して…
真田:な、なにっっ
霧原:いいから…耳の後ろに手のひらを宛ててごらん…
真田:まっ
霧原:そこから、首筋にそって手のひら全体で撫でるみたいに…鎖骨まで手を滑らせてみて…?
真田:うぁっ
霧原:熱くて、汗ばんで、手に吸い付いてくる……ちがう…?
真田:……っわ
霧原:じゃぁ次は、今ボタン外したところから手を差し入れてみようか…
真田:っわ
霧原:その手をゆっくり、体に沿って下へ下ろしてごらん…?ち……(乳首の言いかけ)
真田:ワーワーワーワーワーワーーーッ!!
 (効果音)ブツ、ツーツー
真田:……っ(ぜーぜー)
真田:で、電池切れた……
真田:あっぶねぇ……
真田:助かっ……た……(バタリ)

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